11月25日の事業仕分け 精査
2009-11-26


11月25日の事業仕分けを少し書きましたが,よくよく読んでみるとかなり問題でした.
国立大学運営費交付金は,プロジェクト経費にかなりケチがついています.科学技術の研究では,薄く広く予算を回しては効果が薄れてしまうものがあります.
大学の先端的取り組みはボロボロです.相変わらず「RA・ポスドクの雇用対策と見られてしまうのは」云々の議論になっています.グローバル30は微妙な問題ではあります.留学生を日本人に比べて優遇しすぎるのではという問題にならなければいいのですけど.
他もいろいろありますがローンを奨学金と呼ぶなといいたいです.現状では貸与しかありませんが,給付奨学金の検討は必要でしょう.
原子力関連予算について,
もともと地層処分は無理。研究もやめるべき。
というトンチンカンな意見が出ています.それではどこに処分するのでしょう.まさか宇宙に放り出すという大暴挙でもしでかすのでしょうか.国際熱核融合実験炉研究開発についても「必要性不明瞭」という意見が出ています.あまりに予習が足らないのではないでしょうか.そもそも日本は唯一の被爆国という事で,原子核反応の話は平和利用でも避けてしまう人がいる核アレルギーの強い国です.それは内閣府の原子力に関する特別世論調査でもある程度分かります.「日本の電力の約3割は原子力発電によって賄われている」という現状を見据え,原子力の利用推進は何が良くて何が問題かをきちんと理解した上で是非を議論すべきではないかと思います.
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