総務省から以下の様な意見募集が出ていました．
科学技術関係施策の優先度判定等の実施に関する意見募集
募集期間はわずか1週間です．1時間で継続の可否を決定する「事業仕分け」を実施している内閣府であるといえば，募集期間の短さが分かるかも知れません．
いずれにせよ，ここで出した意見を見たところで，「業務仕分け」の名のものに却下される可能性は十分にあります．
一連の「業務仕分け」に関する報道で感じた事は，テレビに出ているコメンテーターに科学技術の素養がない方が多すぎる事です．適当な意見をしゃべって過ごしている人のなんと多い事かと感じます．コメンテーターからは「（業務仕分けで予算がほとんど削られた）スーパーコンピューターの事はよく分かりません」という話が並んだと耳にしました．こういう方の意見を鵜呑みにされると，本当に必要な予算が削減されたり，さらには必要な事を廃止してお金をバラまく政党を支持してしまうのかなと思いました．